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Thoughts

Swallows と 私

小学生の時、何故か知らないけどいきなりヤクルトファンになった。

丁度その頃、野村監督が就任して、メディアへの露出が徐々に増え、池山さん、古田さん、広沢さん、内藤さん、など、じわじわ人気選手も台頭してきて、田舎のただの子供の私の目に留まるまでになっのだろう。

これはノムさんが当時、TV中継は巨人戦ばかりで、世間は巨人の選手しか知らない。だからヤクルトの選手達にもTVに積極的に出なさい、と促していたそうだが、その戦術が見事に効いていたということなのかと。

最初に好きになったのは池山さんだった。当時は36番を背負って、「ブンブン丸」というニックネームの如く、豪快にバットを振る様と、かっこいいホームラン。当時、野球未経験の私にはホームランが多いか三振が多いか、打率はいくらなのかなんて、よくわかってなかった。とにかく「何か、かっこいい」。どこからか手に入れた36番の缶バッチをそっと通学カバンの裏側につけて、池山の下敷きを使って勉強していた。そして、それはちょっと田舎の、しかも女子生徒としては珍しかったと思う。

ヤクルトファンの女子、今でいうつばめ女子、が珍しくなくなってきた時代、90年代の黄金期が始まっていたのだった。

田舎者の私が母にお願いして生まれて初めて神宮に行った日のことをよく覚えている。当時は巨人戦でなければ、神宮は当日に行っても普通にチケットは買えたのだ。その日は、1塁側内野で、1塁に来る選手がすごく近くに感じたし、ファールボールが飛んでくる迫力にドキドキした。当時の傘の応燕は青緑の透明の普通サイズのビニール傘で、これまた田舎者の私は、あんな傘どこに売ってるのだろう?と首を傾げたのを覚えている。

そこから、まぁ、ヤクルトに何があったかは長くなるから割愛するけど、私も色々紆余曲折ありまして、なんだかんだ言って今現在の職場は神宮球場に徒歩圏内という夢のような状況に。

仕事は定時までで終わらせ、来る日も来る日も神宮に通う日々。大袈裟じゃなく、試合のない日ですら、ランチの後にちょっと神宮をウロウロ散歩しているのだからヤクルト沼にハマり過ぎているw

ヤクルトスワローズというのは本当に不思議で、とにかく強かったり弱かったり、負けたり勝ったり、優勝したり最下位だったり。全くもってわからない。だけど、とにかく魅力のあるチーム。

神宮球場は最高だし、傘の応燕はおもしろいし、定期的に超絶クラスのめちゃめちゃスター誕生しちゃうし、なんかみんな仲良しおっとりしてるし、マスコットは最強に可愛いし、本当になんだか知らないけど、どんどんどん、ヤクルト沼にハマっていく。

当初は、神宮にいける時は行こう。とりあえずホームの試合中心に、、通えるだけ通って、、あ、アウェーも東京ドームあたりなら行けるかな?浜スタも行っちゃおう、よし、名古屋まで遠征だ!え?キャンプは沖縄?旅行行きたいからいくか。宮崎フェニックスリーグ?うちの若けーのが頑張ってるんだ、行ってやろう、と、年々徐々に加速していき、今となってはシーズン中、月1ぐらいでヤクルト絡みで地方遠征している。ツバメ女子(まあもう女子という呼び名は相応しくない貫禄ついちゃったけどもw)、と言うか、つばめオバ?として忙しく飛び回っている。

前置きが長くなったけど長くなったけど、私と同じように、もちろんそれ以上にせっせとヤクルトを応燕すべくいそいそと球場に出かけたり、地方に遠征している人はたくさんいると思う。むしろ、私なんかまだまだ青い方で、人生全て捧げてるような方達も中には沢山いらっしゃる。

みんなそれぞれ好きなスタイルで好きなペースで応燕していけばいいと思うし、他人に迷惑をかけない、法律を犯さなければ、応燕に正解も不正解もない。

でも、もしかしたら、あ、野球見てみたいんだけど、いったことないな、とか、どうやってチケットとるの?どこにいけばいいの?キャンプってどういくの?とか、いろいろ最初は??マークだらけ。特に地方遠征ではよく勝手分からず。そんな時、実際に行った方がSNSやウェブ上に書いてくれたものがとても役にたった。

地方遠征した時の楽しみ方とか、準備の仕方とか、その時の状況とか、本当にしょうもない事しか書き残せないけど、それでも何かしらの役に立つかもしれないし、誰かのために、そして自分のために、できるだけまめにここに書き残していこうと思う。

自分が感じた思いや、記憶、試合の感想もだけど、自分が楽しかったこととか、食べて美味しかったこと、嬉しかったこと、行ってよかった場所。

生きてる以上、そういう「楽しい」をできるだけたくさん造りたい。「楽しい思い出」が欲しい。「楽しい」経験をいっぱいしたいものです。

 

私のこの何だかわからないブログが誰かの笑いを造り、人生の中の楽しさを醸造するのに、ほんのちょっとでも役立ったらいいな、と願いつつ。苦手な文章を書く事、記録する事、そしてこのワードプレスもよく分からないけど頑張って作ってます。

 

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